2022年8月4日にスクエニから鋼の錬金術師MOBAIL(以下ハガモバ)がリリースされ、ハイクオリティなグラフィックで大注目となりました。
この記事では以下の内容を紹介するぞ。
- ハガモバの概要を知りたい
- ハガモバの特徴的なゲームシステムを知りたい
- ハガモバの良い点と悪い点について無課金者のレビューを読みたい
ゲームジャンルは?
ジャンルはシミュレーションRPGとなっています。既存のソシャゲゲームタイトルでは、「FFBE幻影戦争」、「誰が為のアルケミスト」等があり、市販タイトルではファイアーエンブレムシリーズが有名です。キャラを育成し、マップ上をチェスの駒のように動かしながら勝利を目指します。RPGとは銘打ってありますが、漫画原作のストーリーをなぞりながら主人公エドの視点で話が進行し、要所要所で戦闘があります。

ストレスなくプレイできるか?
完全オート戦闘およびクリア済みステージのスキップ機能が搭載されているため、かなりストレスフリーなプレイ環境であるといえます。
しかし、実際にストーリーだけを進めてみたところ、プレイヤーレベル(プレイヤー自身にも固有の経験値のようなものがあります。)不足により次のストーリーが解放できず、また、キャラのレベルを上げるためのアイテムがすぐに枯渇しました。したがってハガモバは従来のソシャゲと同様にキャラの育成を進めるために周回プレイが必要になります。
しかし、強敵相手には手動で考えながら攻略しないと全滅するおそれがあります。
ハガモバのゲームシステム上の特徴
タクティカルRPGというジャンルが比較的レアジャンルであることを除けば、ガチャでキャラを集めて育成して攻略するという点において、従来のものと大差ありません。以下ではプレイしてみて特徴的だと思ったゲームシステムについてご紹介します。
1.キャラ毎に「属性」と「勢力」という特性が付与されている
「属性」とは、ゲーム中に現時点で6種類存在し、各キャラ毎に1種類設定されている特性です。それぞれに有利不利が設定されており戦闘時のダメージ量に影響を及ぼします。(有利不利が存在しない完全に中立な属性も存在する。)これらは従来のソシャゲにおなじみのシステムです。
一方で特筆すべきは「勢力」という特性です。この「勢力」はストーリー上における思想や組織を表しており、有利不利は生じません。同一「勢力」のキャラを編成することで、パーティ全体の能力が向上したり、連携攻撃が使えるようになります。例えば無料でもらえるキャラである主人公エドは「心」属性かつ「自由」勢力に属します。(下画像の赤い双剣が「属性」、緑の風車が「勢力」)

2.複雑な限界突破システムを有する
限界突破とは、同一のキャラをガチャ等で複数入手することにより、該当キャラが強化されるシステムです。(ハガモバにおいては「覚醒」という名称で実装されています。)ソシャゲにおいてはデフォルトと言えるほど一般的なシステムです。
しかし、ハガモバにおいては同一限界突破段階のキャラを複数集めることにより次の限界突破段階に進むことができるシステムになっています。限界突破段階の上限は6です。文字で表現するとわけわかんねーと思うので詳しくは下記の記事で解説してあります。
一人のキャラを最高ランクの限界突破段階に到達させるには、なんと8体も同一キャラを引く必要があります。(この限界突破方式は海外の会社が運営するゲームで類似のものをみかけます)

ハガモバのゲームシステム上の特徴からみる良い点、悪い点
次に、ゲームのプレイフィールに影響を及ぼす良い点、悪い点についてご紹介します。
良い点
- 「属性」と「勢力」により、パーティ編成の幅が広まる
- オート機能、スキップ機能によるストレスフリーなプレイが可能
- 限界突破が大変な分、最高レアリティのガチャ排出率は高め
- 無課金でも任意のSSR1体に絞れば完凸も狙える
悪い点
- パーティ編成の自由度が高い反面、原作上の敵味方が混在した編成ができてしまう
- 最高レアリティを最高ランクまで限界突破することが
非常に困難容易ではない
追記:2週間程度プレイしてみた所感の変化
2週間程度(2022年8月6日~8月19日の期間)プレイしてみたところ、任意のSSRを5体入手できました。とにかく無料配布や無料ガチャが多いため、無課金でも自分の好きなキャラ1体に絞れば、SSR完凸も可能だろうと思われます。よって良い点の項目に加筆し、悪い点の表現を「非常に困難」から「容易ではない」に変更しました。
結局このゲームはおもしろいの?
現時点で3日間プレイしてみた感想としてはやりこみ要素が多くかなりおもしろいゲームだと感じています。グラフィックについてはソシャゲ界隈では最高峰の出来であり、テンポもよく、ストーリーは原作の再現であるのでとても満足度が高いです。
ただし無課金だと自分の好きなキャラを最高段階までの限界突破が困難である点についてはすこし不満が残ります。(当然といえば当然ですが…)今後、限界突破用アイテムが配布されたらいいなと皮算用しています。