FGO トレンド

【FGO Fes. 2023】兎田ぺこらはサーヴァント実装されるのか?

2023年7月17日、FGO公式からVTuber兎田ぺこらさんが公式アンバサダーに就任したことが発表されました。

これまでゲーム内コラボに対して慎重だっただけに戸惑ったプレイヤーも多いのではないでしょうか。


これを皮切りに続々とVTuberとのコラボがはじまるのだろうか?Fate発売当時からの型月フリークである私には、そんな繊細なファンの気持ちが痛いほどわかります。

この記事では、過去のインタビュー記事や外部コラボから兎田ぺこらさんがFGOのゲーム部分にどの程度かかわってくるかを考察しています。

記事を読めば、本件の話題について網羅的に把握することができ、ぺこらさんがサーヴァントとして実装される可能性が低い理由がわかります。

件の重大発表の内容が判明しました。兎田ぺこらマシュ衣装のフィギュア化!!

「FGO Fes. 2023」公式アンバサダーに就任

2023年7月17日VTuber兎田ぺこらさんが「FGO Fes. 2023」公式アンバサダーに就任したことが発表されました。
ここで注意すべきは、以下の2点です。

  • コラボではなくアンバサダー就任
  • 「FGO Fes. 2023」限定

あくまで今回限定であり、宣伝に協力する立ち位置です。

「FGO Fes. 2023」とは

FGOでは毎年おなじみの夏祭りです。現実の会場で実施され、動画サイト等で中継も行われます。

詳細は以下の通りです。※公式サイトより抜粋

会場 幕張メッセ 国際展示場 展示ホール9~11

日時 7月29日(土) 9:00~18:00
   7月30日(日) 9:00~18:00

主催 FGO PROJECT
協力 文化放送

7月29日に重大発表あり⁉

ファンの間で物議をかもしたのは以下の告知です。

”7/29・30の両日、会場と中継を繋いだ特設スタジオから会場内をナビゲート!7/29では重大発表も!?”

2023年7月17日 FGO公式ツイート

この一文を拡大解釈して、「サーヴァント実装か?」とごく一部の人がヒートアップしているようです。

FGOと兎田ぺこらさんの関係

今回のアンバサダー就任は、なにも降って湧いたような話ではありません。ぺこらさんは2022年に序章、6章、7章、終章のプレイを配信していました。現在もご自身のチャンネルにアーカイブとしてプレイ動画を投稿しています。


本人の配信スタイルは炎上を煽るようなものではなく、許可を取って配信しているため、FGO運営からの印象も良いだろうだろうと推察されます。

さらに見過ごせないのはぺこらさんの注目度です。配信アーカイブですら、他のFGO専門Youtubeチャンネルの5~10倍程度の視聴回数があります。運営からすればプレイヤーをさらに増やすチャンスです。

どこまでのコラボなら許容できるか?

Twitter上の意見をその許容度合から段階ごとに分類してみました。

  • レベル4 革新派  専用イベント等なんでもあり
  • レベル3 中道左派 新サーヴァント実装、声優起用までは許容
  • レベル2 中道派  実用性のない記念礼装の配布までは許容
  • レベル1 中道右派 ゲームと直接かかわらないコラボまでは許容(配信動画視聴で消費アイテムがもらえる等)
  • レベル0 保守派  コラボなんて言語道断 

統計的にカウントしたわけではないので客観的なデータはありませんが、「各レベル満遍なく存在しレベル1がボリューム層」といった印象です。


以外だったのが、ぺこらさんもFGOも好きだがコラボには否定的な層が少なからず存在したことです。

ゲーム内コラボはなさそう

FGOはその世界観を壊さないようにコラボに対して非常に慎重です。ゲーム内コラボはしないだろうと予想できます。

公式Twitterにあった「重大発表」というのは、第2部の配信許可関連ではないかと思います。

以下にゲーム内コラボはないだろうと予想する根拠をまとめます。

根拠1 コラボではなくアンバサダーである

ゲーム内でぺこらさんを何らかの形で実装するのであれば、コラボと名言するのではないでしょうか。


アンバサダーは本来、大使や使節を意味する英語。ビジネスシーンでは熱意のあるファンを任命し一緒に商品を盛り上げてもらうことが目的です。

ファンとインフルエンサーの中間に位置するニュアンスだと思ってください。


スマホゲームがアンバサダーを任命するというのは結構珍しい話です。インフルエンサーであるぺこらさんを広告塔にするなら、お金を払って配信を続けてもらうか、コラボで限定ガチャを実装するのが自然です。


あえてアンバサダー任命という形をとったことは、コラボではないという明確な意思表示に感じます。

根拠2 原作者がコラボに消極的である発言をしている

以下に原作者である奈須きのこ氏のインタビュー記事の一部を掲載します。

ここまでストーリーが強くなってくると、どうしても難しいんですよ。1回でも特例を許すと、「ほかの作品から来られちゃう世界なんだ」と思われてしまうので。

ファミ通.com 2019.10.05のインタビュー記事

ただし、同記事で以下のようにも発言しているため、コラボの可能性はゼロではありません。

第2部完結までは決まった話なので、そのあいだは他作品とのコラボは難しいかなと。完結後に、新しい世界が広がるならベルトをゆるめてもいいはずだ、とも思いますが。

ファミ通.com 2019.10.05のインタビュー記事

現在までにこれらの内容を翻す発言ありません。FGO原理主義者の心の拠り所とも言われています(笑)

根拠3 ゲーム外でしかコラボ実績がない

「ゲーム外でのみコラボ実績がある」から「ゲーム内ではコラボしない」、と反対解釈できます。
8年も続くスマホゲームが外部でしかコラボしていないので今さら流行りものとはコラボしないだろうという考え方です。

近年の外部コラボ実績は

  • 2020年のJRA(競馬)
  • 2020年、2021年のサンリオ(キティちゃんの会社)

くらいのものです。このラインナップから”流行りものなんかとコラボしてたまるか”という鋼鉄の意思が感じられます。

最後に

運営さんには、新規ユーザーの獲得と既存ユーザーの尊重をバランスよく両立してくれるよう願います。

-FGO, トレンド